平成から令和に変わった節目の年。
令和元年9月に金子耳鼻咽喉科は開院5周年を迎えました。
医院の移転
令和元年8月1日、念願だった医院移転をしました。
これが一番大きなイベントだったかな。
新しい金子耳鼻咽喉科では、無床診療所でできることをトコトン追求しました。
院内の環境は格段に良くなったと感じます。
手術室も広くなって動きやすくなりました。
引っ越しは想像以上に大変でしたが、移転は大正解でした。
手術
鼻では(Closed Septorhinoplasty)、耳では内視鏡下耳内手術(TEES)の日帰り手術を開始。
金子耳鼻咽喉科で対応できる疾患がグンと増えました。
手術希望で初診で受診される患者さんが激増したと感じます。
・当院で手術した患者さんからの口コミ
・他院からの紹介
・ホームページを見て
多くの理由はこの3つです。手術の種類によりますが、約半年待ちです。
手術枠は今は限界。
この状況をなんとか打破できないか頭を悩ませています。
手術実績のページはこちらです
移転に伴い、手術後の回復スペースを2つ作りました。
複数件、手術をするときも楽に術後管理ができるようになりました。
新しい機材
ブログでも紹介しましたが、準備室に下記等の機材を導入しました。
軟性内視鏡洗浄機エスパル-IIIb
ミーレのジェットウォッシャーPG8592
これらにより院内の感染対策を大きく強化できました。
これからの診療所には、このような洗浄機器は重要になる予感がします。
新たな手術室では山田医療照明のモニターアームを導入。
モニターの位置を自由自在に決められるようになり、内視鏡下耳内手術が快適になりました。
電子カルテをアイソル社のE-Eggに変更。
カルテ変更・移転に伴い専用サーバーでの運用になりました。
データーのバックアップが院内+クラウドになり、管理が大変しやすくなりました。
聴力検査室
旧クリニックでの聴力検査ボックスでは外部からの音漏れが防げませんでした。
移転に伴い、聴力検査専用室を作りました。
圧迫感が出ないように少し広めに作りました。
専用室は音漏れがほとんどなく、格段に良い検査環境になりました。
段差がなくなり、車いすの方もそのまま入れるようになりました。
クレジットカード・電子マネー導入
令和元年6月からキャッシュレス決済に対応しました。
手数料はかかりますが、現金を扱わなくてよいのはものすごく楽です。
どんどん使っていただければと思います。
来年は使う方が増えるのではないでしょうか。
ホームページ変更
WordPressを使って自分で作っていたホームページに納得できなくなって変更。
今回はWordpressのテーマを購入して刷新しました。
どのようにSEO対策がされているのか素人には難しいですが、アクセスは確実に上がりました。
テーマを使うとレイアウトがある程度決められてしまうので、融通が利かない点もあり。
しかし割り切ってしまえば管理は楽になりました。
まとめ
昨年末くらいから、ようやく診療の形ができてきたかな?と感じていました。
今回の医院移転により、院内インフラを白紙から見直す事ができました。
金子耳鼻咽喉科の「医院の形」と「診療の形」がようやく一致した1年でした。
令和元年も残すところわずかです。
来年もよろしくお願いいたします。
皆さま、良いお年を。
良い耳、良い鼻で豊かな人生を。
院長 金子敏彦(かねこ としひこ)