先週9月28日~30日、三重の津市で行われた鼻科学会総会に参加してきました。
色々お勉強してまいりました。

演題に関して

最近激増していると感じるアレルギー性真菌性副鼻腔炎(AFS:Allergic Fungal Sinusitis)について知識が整理できました。
患者数は少ないですが、レアとまでは言えませんので耳鼻科専門医として「知りません」では通用しません。とても有用な情報交換が出来ました。

鼻中隔矯正に関する話題は古典的だが新しく、とても奥が深いです。
今回も感銘を受けた演題がありました。
常にアップデートが求められる分野と感じます。

「微小解剖を極める:経鼻内視鏡手術の奥深い世界」というセミナーは面白かった。
口蓋骨という骨を中心とした話ですが、マニアックと思うなかれ。
実は基本的かつ極めて重要な知識です。
以前私のブログで書いた「20年前の勉強の記録」というネタ(5年経過し25年前になってしまいました!)で、私の医師1年目の時の勉強のノートをチラ見せいたしました(下記)、まさにこの口蓋骨を一生懸命勉強したことを思い出しました。
その時は調べても良くわからなかった事がいっぱいありましたが、セミナーは霧が晴れるような講義で、目から鱗でした。録画したかったなぁ!

展示ブースにて

永島医科器械

何と新しい鉗子の参考出展が!慈恵医科大学の大村和弘先生監修のようです。
最近、職人不足等により手術用鉗子が手に入りにくくなっています。
この鉗子不遇の時代にあって新しい鉗子を出す事は快挙だと思います。
ふと横を見ると、偶然大村先生本人がおられたので、ちょっと情報交換もできました。
楽しかったです。鉗子の話大好きです。

手術の世界では、色々なパワーデバイス、高画質の内視鏡等の最新の医療機器に目が行きがちですが、基本的な鉗子の重要性にもっと目を向けるべきと常々思っています。

野田あられ

知人に教えてもらった野田米菓で「野田あられ」いっぱい買いました。
車で直販店に行く途中に旧店舗と思われる建物がありました。
昔の店舗。雰囲気があって好きです。
鉗子も昔のが好きです。

通販でも買えますので皆さまもどうぞ(こちらリンク

以上、簡単ですが鼻科学会2023の記録でした。

院長 金子敏彦(かねことしひこ)