2か月前の医院の夏季休診中の話です。
ちょうどその時期に、知人の結婚式披露宴に招待されました。
場所は何と台湾の台北。
台湾での披露宴に声を掛けていただく機会なんてなかなかあるものではありません。
このチャンスを逃すべからず。小旅行を兼ねて参加させていただきました。
海外はお仕事(学会)ではちょくちょく行っていましたが、海外「旅行」となると20年ぶり位です。
短い期間でしたが台北・台南・高雄に行ってきました。

インターネット・スマホ時代になり旅行のしかたそのものが変わったなぁと思いました。
私はネットは使い倒しますが、スマホは持っていませんので「70%昔ながら、30%今風」というイメージかな。
久しぶりの海外旅行。流れる時の中で今回の小旅行で感じることがありましたので、その辺をちょっと書いてみたいと思います。

台北でおいしそうな小籠包のお店があったので、ふらりと入ってみました。
酸辣湯(サンラータン)も一緒に食べています。
とてもとても美味です。
あとで解った事ですが、地元ではかなり評判の高いお店らしく、いいお店引きました。
台湾美味しいお店多いです。

私はお仕事のある日は、お昼ご飯に外来・手術の合間をぬってカップ麺・特に「どん兵衛」を食べる事が多いです(汁は飲みません)。
台湾でもどん兵衛に遭遇、ちょっと感動。

市場で大量のマンゴーに遭遇しました。
いっぱい取れるのでしょうか。とても安くて日本円で300円弱です。
しかも、とっても美味しいです。
残念ながら検疫の関係でお土産に持って帰る事は出来ません。

台湾ではマツモトキヨシは、松本清なんだなぁと。

さて、耳鼻科クリニックのブログに何をかいてんねん!と思われているかもしれませんが、ここからが本題。
色々な意味で衝撃を受けたシーンです。
台湾では早朝から市場が大賑わいです。
ふと通りかかった豚肉屋さんで、豚を解体していました。
豚肉を売るには豚を捌く必要があるのは当たり前ですが、なかなか見ない光景です。
次通った時は豚の頭だけ横に転がっていて、つるされた豚肉ブロックは次々に購入されていました。そこで感じたこと。「パワーが凄い・・・」
台北・台南・高雄どこでも、人の力強さ、生きる力をヒシヒシと感じました。

この底知れぬ感覚、今の日本で感じる機会があるか?
多くは語りませんがこれからの日本の将来を、色々な意味で考えさせられた台湾旅行でした。
そして私自身に「おまえは真剣に生きているか?」と問われているような気がしました。

これからの日本を担う若い方にはチャンスがあれば色々な国に行って、そのパワーを肌で感じて欲しいと思います。

院長 金子敏彦(かねこ としひこ)