先週末、宮城県仙台市で開催された耳鼻咽喉科短期滞在研究会に参加してきました。
今回は発表よりも裏方に回ってのお仕事がメインです。
研究発表(プレゼンテーション)の進行を手伝ってもらえないかという依頼があり行ってまいりました。
人よりちょっとコンピューターに強いことから、よくこういった依頼を受けます。
関西医科大学医局在籍時代からやってきているので、気づけばそれなりに経験を積んできています。
とはいえ所詮は素人ですので、システムエンジニアのような方からすれば、吹けば飛ぶような知識です(汗)。
ともかく、トラブルを避けたいのでシンプルな構成を組んでみました。
DJをやっているわけではありません。会場の機材をコントロールするコンソールパネルです。
ここが私の陣地。ちょっとワクワクしてしまいます。
PCは3台構成(受付1台、発表会場2台)。
館内LANで受付と会場を結び、発表用PCの共有フォルダにプレゼンを事前に保存しておきます。
会場の2台は、私のPCと発表用PCです。
プレゼンテーションが終わると、コンソールからプロジェクターのスクリーンをオフ。
その間に、発表用PCをultraVNCでリモートコントロールして、次の発表の準備をしました。
受付と会場には距離があるため、受付には一人お手伝いをお願いしましたが、こじんまりした研究会なら直接会場にプレゼンを持ってきてもらうのもありかな?と思いました。
そうすれば、もっとシンプルになりますね。
何があろうと切り抜けて、研究会を進行していくのが私に課せられた「仕事」です。
外野から見ると問題なく進行しているように見えても、裏方では色々あるものなのですが、ともかく最後まで滞りなく終了できてホッとしました。
進行をデジタルでかっこよくやっているように聞こえるかもしれませんが、部分的にはめちゃくちゃアナログです。
プレゼンの進行が遅れないようにタイムキーパーも同時にしました。
その際の注意喚起には、ホテルのフロントなどによくある呼び出し用のベルを使って「チン・チン」という感じでやりました。
変なデジタル機器をつかうより、こっちのほうが「ドキッ」として効くんですよね。この辺は使い分けかな。
プレゼンが終わる1分前にベルを鳴らすのですが、内容を邪魔してはいけませんので、話の切れ目を狙って「チン」。
これは臨機応変さが求められるので、ある程度経験が必要ですね。
ちょっと違った角度からの学会もまあ楽しいもんです。
そういえば、著書は好評発売中です。皆様ありがとうございます!
院長 金子敏彦(かねこ としひこ)