暑くなってまいりました。湿気も多くなってきました。
医院もエアコンを効かなさいとムシムシします。

医院のエアコンは快調ですが、自宅のエアコンが前々から調子がわるく困っていました。
リモコンが効きません。
本体で直接on/offできますが、冷暖房などの設定、温度設定などが全く出来ません。
最後に使った(5年ほど前?)設定からそのまま。
温度設定できない冷房機”と化していました。
ふと思うことがあり、修理してみました。

daikin

リモコンそのものは問題はないことはわかっています。
色々考えた末、おそらく本体のリモコン受信部が問題かと(赤矢印)。

daikin

いきなりカバーその他もろもろ取り外しにかかります。
目標のモジュールは赤矢印です。

sensor

センサー部が出てまいりました。こいつです!
ここまで来ましたが、はんだ吸取器が行方不明。
これがあれば、モジュールを基盤から外すのが簡単なのに、、、しかも、はんだ吸い取り線まで医院においてきてしまいました。

remove

しょうがないので、基盤をエアコン電源のスリット状の部分に差し込んで固定。
ラジオペンチを突っ込んで開きながら外しました (強引ですいません) 。
道具がないのを言い訳にせず、やり遂げるのです。
工夫すればなんとかなるものです。

sensor2

この方が犯人です。
「赤外線リモコン受信モジュール」
秋月電子通商では、20円で売っております。
日本橋には売っているのかな?
このパーツを別のエアコンから移植しました。

repair

バッチリ動いております!!!なんで5年間も放置していたのだろうか。
ドライ、冷房、暖房、温度設定、タイマー全てできます!(アタリマエです)
これで快適な夏を過ごせます。

Soldering

本日のはんだ付け。イモ半田にはなってない?
光り輝いておりますので、まあ悪くないかな。
エアコンごと交換する瀬戸際でしたが、救済できました。
まだしばらく働いてくれるかな。
というわけで、皆様、やはり「はんだ付けは男のたしなみ」です。

院長 金子敏彦(かねこ としひこ)