金子耳鼻咽喉科には患者さん用の枕がいくつかあります。
手術後や、検査の時など、ベッドにそのまま寝ころぶのでは居心地がよくありません。
枕は当然あったほうが良いのですが、ではどのような枕が良いのでしょうか?
意外に気が付かない点だと思います。
診療所でよく見かけるのは一番右側の角形のものではないでしょうか?
金子耳鼻咽喉科でも一番の古株です。
しかしながら、ある時「枕の高さが、少々ありすぎるのではないか?」という疑惑がでてきました。
鎮静薬の効果が持続してる術後の患者さんが、無意識に枕をのけたり、下に落ちていたり、、、
一般的な枕ではありますが、どうやら快適ではないようです。
1年ほど前、高田ベッド製作所の「かどまるマクラ」に目を付けて購入しました。
そんなに数が出ないのか、まさかの受注生産。
高さ違いで2種類作っていただきました。
「気に入った方を購入していただければ良い」と。
さて出来上がってきた枕の質感ですが、とても良くて表面スベスベ。硬さもちょうどよい感じ。
とても気に入ったので、2種類とも購入しました。
左:「かどまるマクラ(小)」高さ公称45mm (実測50mm)
中:「かどまるマクラ(小高)」高さ公称65mm (実測70mm)
右の一般的な古株の枕は、高さ85mm
どうやら、購入してから患者さんが枕を何処かにやることも無くなったようです。
古株はお役御免で引退していただきました。
ちなみに人気のあるのは低いほうの「かどまるマクラ(小)」のようです。
ちょっとしたことですが、手術の患者さんが少しでも快適に過ごして頂ける事を願っています。
院長 金子敏彦(かねことしひこ)