前回のブログで、新しい鼻鉗子(ハイマン式)が壊れてしまう事を記載しました。
良いステンレスを使った鼻鉗子は売っていないか探していましたが、、、
なんともタイミングよく、当院の倉庫で合計6本の古い鼻鉗子を発見しました!!!
もちろん、くすんだステンレスではなく一見して頑丈そうな「古いバージョンの鼻鉗子」です(前回のブログ参照)
このクオリティーの鼻鉗子は、残念ながら今ではもう手に入りません。
まさに宝の山です。とても、うれしい。
今後一生、鼻鉗子で困ることはありません。
数社の鼻鉗子が混じっていましたが、永島医科器械の鉗子は、”R. Nagashima”の刻印があるバージョンです。
同メーカーの現行品の鉗子類では、”R.”は無く、単に”Nagashima”だけ。
”R. Nagashima”と刻印のある鉗子類は、古いものの証です。
永島医科器械の創業者「永島廉平(ながしまれんぺい)」氏の事です。
この刻印の鉗子類は古いため、修理が不可能と聞いたことがあります。
当院には、この古い刻印のある鉗子、色々なところから流れついて、沢山あります。
古いものと侮るなかれ。
今は作られていない貴重な鉗子も何本かありますよ~
院長 金子敏彦(かねこ としひこ)