栃木県宇都宮市で開催された鼻科学会総会に行ってきました。

鼻副鼻腔の分野は1985年 StammbergerやKennedyによって「内視鏡下副鼻腔手術(FESS)」が紹介されて以来、著しく変わりました。
「鼻の穴」から行える手術の範囲・適応はどんどん拡大しています。
それに伴い、鼻科学会の内容も年々濃く・洗練されている感じを受けます。
学会の演題発表などを聞いていると、「内視鏡下副鼻腔手術(ESS)」は、ほぼ確立された手技と言っても過言ではありません。
ここ数年でのトピックは「鼻中隔弯曲症」の手術だと思います。
昔からある手術なのですが、予想以上に進化しているし議論も活発です。
私自身も刺激を受けました。
早速いろいろと工夫をしてみようと思います。

futaarayama

宇都宮の守り神、宇都宮二荒山神社にお参りしてきました。

学会のため休診していました。明日から診察再開します!

院長 金子敏彦(かねこ としひこ)