年の瀬となってまいりました。
さて先日新クリニックの打ち合わせで「東リ」と「TOTO」に行ってまいりました。
「東リ」では内装の部材を見てきました。
現クリニックの設計の際もお伺いしたので、2回目です。

京阪本線・旧天満橋駅跡地に立つOMMビル7階にショールームがあります。
駐車場には、京阪東口から入りました。
旧京阪・天満橋駅の降車口があったところです。交差点にその名前が残っています。
南から行くと、信号待ちの間に行き交う京阪電車が見えます。
名前だけ残る京阪東口を微妙に北西方向に折れながら駐車場に入る感じが、好きです。
京阪電車には、母校の関西医大への通学・通勤でずっと使っていたので思い入れがあります。
さて、話が脱線しすぎる前に、、、

「東リ」で選んだ部材を設計中の医院3Dモデルで試してみました。
実際とは違うとは思いますが、参考程度にはなるかと思います。

これはオペ室。
医院でよく使うステンレスカート(W600×D450×H800)を何個も置いていますが広さの感じを見るためです(実は遊んでいます)。

1階全体図も少し公開。
細かい部分の調整はまだまだですが、大枠は固まっています。

床材・壁材の色使いは、ドアの色を基準にして選びました。
床材はメインテナンスしやすいNO WAXです。現クリニックでも使っています。
当時はまだ出始めでしたが、今ではほとんどNO WAXになっていました。
5年経ったらずいぶん変わるものです。

全体の色使いは比較的どっしり目の感じにしています。
「なかなかの冒険」とは言われましたが、、、
実は現クリニックの時も同じく「なかなかの冒険」と言われましたが、結果特に違和感なく、いい感じだと思っています。
はじめに提案される色は、まず失敗のない「無難」な色使いになります。
部材だけ見て全体を想像するのは難しいので、変えたとしても「まあ無難」な線で収める事が多いようです。
ココは私の感覚を信じてみる事にしました。

外観デザインも進んできました。
最近の建築は、一見かっこよいけどちょっと過剰なのでは、、、というデザインも多いと感じます。
10年後、20年後も飽きがこない、皆様に愛される建物を目指したいです。

当院、年内の診察は26日水曜日午前中までです。
よろしくお願いいたします。

院長 金子敏彦(かねこ としひこ)