大阪府医師会主催で黒川博行さんの講演会があったので行ってきました。
昨年直木賞を受賞されましたね。
講演会、普段は行かないのですが好きな方の話はやっぱり面白かったです。
私は特に初期の作品のファンで、ミステリーのプロットや登場人物の存在感等のバランスの良い物が多いと思います。
最近の作品はやや大掛かりで、ジェットコースター的な物語展開の物が多いような気がしています。
なので、「破門」での直木賞受賞は初期作品のファンの私としては少し複雑な気持ちがありました。
質疑応答で、今後、初期の頃の様な作品を書かれる予定があるのか質問してみました。
残念ながらそれはまず無いらしいです。
謎解きありきの本格ミステリーは実際は書いていてあまり面白くない(!)らしいです。
そんなものなのかな。
それはそれとして、、、私はこれらかも黒川博行さんを応援します!
医院の本棚には1冊も無いので、また短編物でも置いておきます。
院長 金子敏彦(かねこ としひこ)